広島でサラ・ブライトマンがコンサートをするという。
早速予約を申し込んだところ、あっさりと購入できた。
しかも、1階21列。わりと前の方。
(松田聖子の時とは大違い)

さすがは世界の歌姫、サラ・ブライトマンで、演奏はオーケストラ。これにギターとキーボードが加わる。
歌手のコンサートとは打って変わって、クラシックコンサートのような趣きであった。
オーケストラの演奏者は目を凝らしてみると日本人。ギターとキーボードと指揮者が外国人。
サラ・ブライトマンは赤いドレスで登場し、私が数えただけで、7回は衣装を替えた。
ヒュージョンっぽい曲から始まり、折々に知ってる曲を入れてきた。
オペラ座の怪人、サッカー中継でテレ朝が使う曲(これがサラの持ち歌とは知らなかった)。
日本語の曲も一つあった。曲名は分からないが、ジブリ系のトトロの挿入曲。
私的には「坂の上の雲」の「スタンド・アロン」を歌ってほしかったが、残念。
全部で何曲歌ったかわからないが、15曲ぐらいか。
ラストに「Time to say goodbye」を歌った。
この名曲をサラ・ブライトマンの生歌で聴くことができたのは、今年の私的重大ニュースのトップ5に入るだろう。
生涯でもう二度と聴けないだろう、一期一会の歌と心して聴いた。
この歌です。
しかし、コンサート全体を通して、一番よかったのはトゥランドットの「誰も寝てはならぬ」ではなかったろうか。
前半の最後に歌った。
観音様のような衣装でステージ中央に立ち、強いスポットライトをバックに、会場全体に光の川が流れる中、熱唱した。
圧倒的な歌唱と光の演出がマッチし、観音様が極楽浄土に導き寄せてくれたかのような感覚にとらわれた。
名曲です。